歯周病と糖尿病

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糖尿病は生活習慣病といわれ、贅沢な食生活の乱れが原因です。血糖値が高くなり(75gのブドウ糖液を飲んで2時間後の血糖値:2時間値200mg/dl以上)体の免疫機能が低下して様々な感染症にかかりやすくなります。口の中では唾液の分泌量が減少して乾燥状態に陥り、白血球の機能も低下する為に、歯周病菌が増殖しやすく歯周病になってしまうのです

さらに最近では歯周病になると糖尿病の症状が悪化するという逆の関係も明らかになっており、歯周病と糖尿病は相互に悪影響を及ぼしあっていると考えられるようになってきています。

アタッチメントロス
アタッチメントロスとは…もともと歯肉は歯の根元のところで歯にしっかり付着していますが、歯周病が進むと、この部分が壊されて歯肉が歯から離れてしまいます。このことをアタッチメントロスと言います。

Emlich LJ,et al: Periodontal disease in non-insulin depend diabectes mellitus. J periodontol,62:123,1991.より改変引用

 歯周病の治療によって糖尿病が改善したと言う報告もありますので、歯周病の治療を通して糖尿病をコントロールするために生活習慣を改善することは歯の延命につながります。
 歯周病は適切な自己管理が必要です。放っておくとどんどん悪化してしまいます。常にお口の中を清潔に保つための知識と技術を習得することが大切です。歯周病菌は歯周ポケットと呼ばれる歯と歯茎の溝に住んでいます。就寝前の10分以上のハブラシは絶対必要です。それでもハブラシでは簡単に取り去ることはできませんので少なくとも3~6ヶ月に1度は歯科医院での検診やお掃除をお薦めします。

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